カンボジアでの不正を許さぬ会(SSC)は、カンボジアでの投資詐欺等を未然に防ぐ事を目標とし、日本人投資家が安心してカンボジアに進出できる環境を構築する事をビジョンに掲げ活動しています。

代表あいさつ

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この度、カンボジア王国在住の有志の日本人によって「カンボジアでの不正を許さぬ会(SSC)」を設立致しました。

カンボジア王国(以下カンボジアと記す)は、東南アジア諸国連合(通称:ASEAN)中で第2位の成長と発展を続けている親日国でありながら、日本では未だに「危ない投資先」であると認識されています。現実に、日本からASEAN諸国に対する投資額のうち、カンボジアへの投資額は最下位という状況です。

これは、日本とカンボジア両国にとって大変不幸なことと言わざるを得ません。

日本からカンボジアへの投資が進まない一因として、害意を持つ日本人が日本・カンボジアの両国の法制度の隙間や、カンボジア側の法整備の未熟さを悪用し、カンボジアを不正取引や詐欺的行為の舞台として利用している事が大きく影響していると私たちは考えております。

本来、海外ではマイノリティーとなってしまう日本人同士はお互いに助け合うべきであるにもかかわらず、カンボジアにおいては「日本人が日本人を騙す」という事例が後を絶ちません。このような事態が多発していることについて、カンボジア国民側からも「アジアの見本となっている日本人がその様な事をするなど信じられない。」との声が上がるほどです。

この現実は、日本人として非常に悲しく残念なことです。また、日本人による不正取引や詐欺的行為が、いずれ日本人だけに留まらず、カンボジア国民にも波及するのではないかと私たちは危惧しております。

カンボジアにおける不正取引や詐欺等の被害が減らない理由としては、まずは同国の法整備の未熟さが挙げられます。それに加え、カンボジアにおける投資等について情報を確認する方法が無いこと、更には、投資者がカンボジアでの取引に懸念を抱いた際の相談窓口が存在しなかったことにも原因があるのではないかと考えました。

そこで私たち「カンボジアでの不正を許さぬ会(SSC)」では、カンボジア王国経済財務省の協力を得て、カンボジアへの企業進出や投資をお考えの方に正確な情報を提供すること、問題が発生した場合の相談窓口になること、不正取引や詐欺行為を行う企業についての情報を開示し注意喚起を促すこと、などの活動に取り組むことに致しました。

私たち「カンボジアでの不正の許さぬ会(SSC)」が、微力ながらもカンボジアでの不正取引や詐欺行為に対する監視役となり、また被害が発生しないための一助となり、日本国とカンボジア王国両国の発展に貢献できるように願ってやみません。

皆様の御理解と御声援を頂けます様、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

カンボジアでの不正を許さぬ会(SSC)会長

谷 俊 二

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